気が狂れる空の色

※絵のためのメモ
近頃
君は空ばかりを見ているから
目が合うということがなくて
とても寂しい

君がたとえ僕の方を見ていても
僕の頭蓋骨も
脳みそも
君の視線は通り抜けていく

君の瞳に移らないと
僕などこの世に存在しないのに
 
あの日君と確認しあったよね

この世の
君と僕とが存在する証は
互いの瞳に映り合うことじゃ
なかったかな… 

なかったのかな…

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