感覚を育てる子育て


ここ数日、うちの自然派ムサシが重曹で家の様々なものを掃除し始めています。

最初は、また何か始めたわ…と生暖かい目で見ていたのですが、重曹シャンプーとクエン酸シャンプーなるものを使わせてもらったら、無臭だし、髪の毛本来の手触りなどを楽しめて最高だったんですね。

で、それ以降いろいろと味覚や嗅覚についても考えを巡らせているわけなのです。子育ての中で、どちらかといえば勉強の部分を伸ばすの英才教育に言及されがちだけど、まず必要なのって、感覚を整えていくほうじゃないのかなって。

感覚といえば、赤ちゃんから子どもに育つ間、赤ちゃんは生まれて初めての経験をたくさんしていきます。五感を使って、いろんな刺激が脳に入る度に、ぐんぐん脳細胞が発達していきます。うちの子が2歳くらいの時、近所のおばちゃんにもらったチョコレート(これはかなり予想外のアクシデントでしたが)を初めて食べた時の、震えながら「おいしー!」と言った表情が今でも忘れられません(笑)あの時の感動も、きっとシナプスがばばばばっと繋がり合うのを手助けしたことでしょう。

話は戻って、こうやって五感、いわゆる感覚での刺激が子どもの脳をものすごい発達させるんです。

ということを聞いたことがあったので、自分の子育てのときも、いろんな良い刺激を与えてあげたいな…と思っていました。めんどくさいと思っても、これはきっと良い刺激だろうと思ったら、自転車の後ろに乗っけてスーパーに行ったり、田んぼのあぜのぬかるみに足を突っ込みながらメダカを取ったり。一緒にワイルドベリーやブルーベリーを育てて収穫したり。

自分が絵を描いたりしていたので、それなりに豊かだった感受性を、精一杯フル稼働させて子育てをしていました。

味覚は少し鈍いところがあったのですが、和食の基本を勉強して、出汁の旨みを舌に覚えさせたりして、味覚からも良い刺激を子どもに与えたいと色々手作りしていた覚えがあります。

いえいえ、ここまでやれ!ってドヤっているのではなく、ちょっと感覚を育てることに興味を持って頂きたいなという話です。

なにせ、世の中は刺激で溢れかえっていて、私の住むこんなド田舎も、あらゆる人工の匂い、音、色で溢れかえっていて、心穏やかに過ごそうと思うと思えば、感覚を鈍くせざるを得ません。でも、刺激の原点である天然の匂い、音、色、味を感覚の拠り所として持っていれば、直感は迷子にならないのですね、不思議と。私もそうですので。

できれば、是非、肌を撫でる風や、良い土の匂い、綺麗な川を流れる水の冷たさと感触、森林の匂い、青い海の波音…、こういうのを小さいうちに親子でしっぽりと楽しんでもらいたいのです。

子育てに手抜きが推奨される時代ですので、かなり逆行したことを言っているのは承知ですが、私の職場である学童で、家ごとの様々なキツイ柔軟剤の香りが充満する中でも平気で過ごす子どもたちに、なんかこう、感覚のにぶさを感じ、ちょっと文章にしてみようと思ったわけです。

もし良かったら、三重に来てください。私が責任もって案内しますよ。大丈夫です、人見知りはさせません(笑)

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