子どもの倫理観を育てる、大人の役割

Twitterでもよく見かける、「傷ついたら傷ついたと伝えるべき。」という考え方には、大人同士の関係においては賛成する部分もありますが、対子どもの関係上では私はあまり賛成しません。


なぜなら、子どもが自分に対して放つ悪口や世間一般で失礼とされている言葉は、子どもの経験値不足や価値観の乏しさと素直さが掛け合わされたもので、それ自体が人を傷つけるに値する意味をなしていないからです。


とはいうものの、子ども対子どものやり取りの場合では、お互いに経験値不足なので、言われた側の傷つきは認め、受け入れるべきですがね。


大人は、「子どもが」というより「人間は」常に成長過程にあるということを前提にしていたほうが、傷つきを回避でき、自分のメンタルバランスも守れます。


これは育児する側、支援する側の人物には、安定した関わりをするためにかなり重要なスキルだと私は考えています。


やり取りの中で、相手が自分の意にそぐわないことをくちばしったら、ちょっと冷静に分析してください。


それが相手の認識不足、経験値の不足が原因とわかれば、それを教えてあげればいいのです。


それをせず、子どもが自分に対して傷つくようなことを言ったとき、感情に任せて怒ったり傷ついたりを表現すると、(子どもは大人は自分よりも正しい行動をすると無意識に理解しているがゆえに)人を傷つけたというちょっとしたトラウマを背負ってしまします。


そして、それが原因で人と本音で深く関わることを恐れ、当たり障りのない表面的な付き合いを続けるようになるのではないかと考えています。


子ども同士のやり取りでの傷ついた腹が立ったは、大人が言語化して示したり、考えるための材料を与えたりして、成長の糧していくことでしょうが、大人はそれよりも一つ俯瞰した目で子どもの倫理観を養う手助けができる存在だと信じています。



ぜひ、「傷つかず教える」を心にとどめ、子どもとの関わりの中で思い出してみてください。





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