うんこを芸術的に描くということ。
まさかこんな日がやってくるとは思いませんでした。
小学生の時に慣れ親しんだ、うんこの絵を、現在の私の鉛筆の技術をフル動員して描いたのです。
(一応)きちんとコンセプトもありますよ。
トイレ中、ある一点を見つめることってよくありませんか?その「一点」のための絵を描きたかったのです。素敵なおトイレに、飾って欲しくて、なるべく品の良いうんこを描く必要がありました。
〜これは、鉛筆画家Mayuが品の良いうんこを描くための涙と感動のストーリーです……
あなたのトイレにぴったりのサイズ
↑左側が官製はがきで、右側がブレダン紙
家で一番狭い空間、トイレに合う大きさというと、やはり小さいものがいいでしょう。私はハガキサイズにしました。
画材屋さんに行くと、ハガキサイズの画用紙、水彩紙、和紙も置いています。私が今回使ったのはブレダン紙です。
どのように品格を出すのか
一般的に線でさらさらっと描いてしまいますと、どんなに顔をイケメンにしても、このような感じですね。これでは「作品」というところまでもっていくことができません。なので、私がよく鉛筆画でする「塗りつぶし(今命名しました)」という描き方でやってみることにしました。この描き方は仕上がりが銅版画のような雰囲気が出ます。
↓これは違う絵ですが……、背景を黒く塗りつぶして、主役を浮き上がらせ、細かい部分を描き込んでいきます。
↓途中省略(笑)
……と、こういう手法でうんこを描くと、下のような、芸術的なうんこが出来上がるというわけです。
額装も大切!
よく、ネットで額縁を買って、自分でマットも切って額装しちゃうよ!って方いらっしゃいますよね。安上がりですし、額縁屋さんに行く手間も省けますよね。額装になれてらっしゃる方はそれでも大丈夫かも知れませんが、私は額縁屋さんでプロの方に額装してもらうのをおすすめします。
額を選ぶというのは実はとても難しいのです。
作品が良くても額装がダメだととても残念なことになります。絵を飾る場所、買ってくれた人のことを考えて、作品にぴったりの素敵な額縁を選んでください。額装なしの作品を買った場合も同じく、額縁屋さんで選んでもらうことをおすすめしますよ。
私はこの絵に「トイレに飾れるコンパクトな大きさで、シックで上品な額をお願いします」と注文しました。何点か出してもらって、さらに相談して決めました。とても良い額をつけてくださいましたよ♪
この絵はたまたま「うんこ」です(笑)。でも、私の画材選び、描く気持ち、額装を選ぶ基準はいつもと何一つ変わっていません。自分の納得いくように仕上げるのはもちろん、その作品が誰かの部屋に飾られるところまでを大切にしてくださいね。
3コメント
2017.01.22 12:22
2017.01.22 12:03
2017.01.22 12:01